株式会社相田商会 様

当社は、お客様との綿密な打ち合わせを行い、求められる品質を満たすだけでなく、
満足いただける再生プラスチックを開発・提供しています。

以前は、海外製の金属探知機を使用していましたが、
設備の老朽化と、お客様からの品質要求の高まりに対応するため、
設備の更新を検討していたところ、雑賀技術研究所のメタリダーにたどり着き、
その中でも高感度(Fe 0.2 ／ SUS 0.3mm)の機種を導入しました。

メタリダー導入後、検出および除去された金属をみると、
以前は除去できなかった金属も除去できており、数段 精度が向上していることを実感しました。

リサイクル材料になる元の原料には、想定外の細かい金属が混入していることがあります。
目視で見つけることが難しい金属も、メタリダーで検出・除去ができています。
お客様にも安心してお使いいただける、信頼性の高い再生プラスチック材料を作るためには欠かせない装置です。

再生プラスチックに想定以上の混入がある場合は、再度お客様と打合せを行い、
原料となる成形不良品やランナーの管理についてアドバイスをすることもあります。

持続可能な開発目標を達成させるためには、マテリアルリサイクルは欠かせません。
しかしながら、マテリアルリサイクルの使用用途を広げていくためには、
製品に求められる品質を高い状態で維持することが必要です。
今後も、お客様が求める・ご満足いただける再生プラスチックの開発に取り組んでいきたいです。

株式会社コテック 様

当社は、エンプラ・スーパーエンプラを独自技術でリサイクルし、
自社ブランドとして製品ラインナップを揃えて販売しています。

また工場クリーン化活動を実施し、金属異物の混入対策はもちろん、
チリやほこりのない生産環境を整え、
高品質な再生プラスチックを生産しています。

もともと異物除去は、スクリーンメッシュやマグネットなど金属検出機以外の方法で対策していましたが、
従来の対策では非鉄金属を除去できない製品ラインナップがあり、その製品の最終工程にメタリダーを導入しました。

品質管理を徹底している当社であっても、
再生材には異物混入リスクが付きまといますが、導入後は金属異物に関する問合せがゼロに。
対策の効果を実感しています。

さらに、受入検査工程にもメタリダーを導入。
再生材は買い取り後、実際に造粒してみないと、その品質や異物の混入状態など分からないのが現実です。
当社では生産を始める前にメタリダーで原料内の金属異物の混入状態を確認し、
異物の多い原料は使用しない等の対策を行っています。
それにより設備を保護することはもちろん、
異物トラブルによる設備補修の手間やコストも削減でき、生産効率の向上にもつながっています。

高品質な再生プラスチックは、これから更に社会から求められます。
今後も品質管理を徹底し、さらなる品質向上や新たな開発に取り組んでいきたいと考えています。